TENへの
お骨の移し替え方法How to replace

TENへのお骨の移し替え方法
「お骨を自分で移し替えるなんて、罰が当たるのでは……」
「素手で触れてもいいの?」
そんな風に、不安を抱かれる方も少なくありません。
けれど、ご安心ください。
ご遺骨をご自身の手で移し替えることは、まったく問題ございません。
宗教的・法律的にも禁じられていることではなく、
ご家族であるペットちゃんを想うお気持ちがあれば、それだけで充分なのです。
TENにお骨を移し替えていただくことは、
「これからも、そばにいてほしい」という気持ちの表れ。
そのやさしい時間を、少しでも安心して迎えていただけるよう、
移し替えの方法や注意点を以下にご案内いたします。
ご供養の種類について
おうちで行うペットちゃんのご供養には、主に二つの呼び方があります:
種類 | 内容 |
---|---|
手元供養 | 一部のお骨を、ご自宅で保管・供養すること(分骨) |
自宅供養 | お骨のすべてをご自宅で保管・供養すること |
現在は、この違いを厳密に区別せず「手元供養」と呼ぶことが一般的になっています。
いずれも、大切なあの子を身近に感じながら暮らす方法です。
自宅供養で気をつけたいこと(カビ予防)
火葬されたご遺骨は滅菌されていますが、以下の点に注意して保管するとより安心です:
- 湿気の少ない場所(直射日光・水回りは避ける)
- ご家族が集まるリビングなどが理想
- 季節による寒暖差が少ないところに置くと◎
お骨に直接触れない
ご遺骨を扱う際は、必ず新品の手袋をご使用ください。
手の脂や汗がカビの原因になることがあります。
頻繁に開けすぎない
ときどき様子を見るのは構いませんが、
毎日のように開けるとご遺骨も落ち着けないかもしれません。
開けたあとは、しっかりと蓋を閉めましょう。
お骨の移し替え方法(準備するものと手順)
事前にご用意いただくもの
- 新聞紙などの大きな紙(粉が飛び散るのを防ぐ)
- 新品の手袋・割りばし
- 広めの容器(バットなど)
- はけ(細かい粉まできれいに納められます)
あると安心なもの
- 吸湿剤・脱酸素剤(カビ予防に)
- 綿や布(隙間ができた場合にやさしく埋める)
※お気に入りの布やベッドの切れ端などでもOK。
入れる前にしっかりと乾かしてください。
手順
- 作業場所に新聞紙を敷き、手袋を着用します
- ご遺骨を一度、容器に移します
- TENに付属の骨袋を開き、容器からそっと移し替えていきます
※一般的には足→頭の順ですが、決まりはありません - 骨袋の紐を結び、TENの本体にやさしく納めます
- 骨壷の蓋をしっかりと閉めて完了です
語りかけながら移し替えていただく方も多くいらっしゃいます。
“あの子のための時間”として、どうぞゆっくり進めてくださいね。
移し替え後の骨壷の処分について
使わなくなった骨壷は「容れ物」としての扱いになります。
一般廃棄物として処分が可能です。
ご自宅での廃棄方法
- 新聞紙に包んで厚手の袋に入れ、割ってから不燃ごみへ
- 陶器製の骨壷 → お茶碗などと同じ扱いで可
- 大理石など → 地域によって分別不可のケースもあるため、自治体へ確認を
専門業者・寺院に依頼する場合
廃棄に抵抗のある方は、葬儀社や石材店、または火葬を依頼されたお寺などにご相談を。
費用は数千円程度で対応いただけることが多く、
当ブランドの提携寺院でもご相談を承っております。
最後に
移し替えが終わったら、どうぞたくさん撫でてあげてください。
TENは、あの子と過ごすこれからの時間のための器です。
? 開封方法の動画はこちら
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